ボーイングの誘導の仕方です。
ボーイングの3段階 で説明したやり方を、理屈で話しても、実際にやってみるには、生徒には体で覚えてもらう必要があります。
生徒の弓のネジ辺りを持って、弓先~弓元へ動かします。
力ずくでやるのではなく、方向を決める程度に誘導します。
弓を握り過ぎると腕全体が固くなってしまうので、脱力ができているか、常に正しく弓が持てているか、チェックしながらやってください。
私は、「猫のように、柔らかい手にしましょう。」と表現します。
また、アップボウの時に、手首を起こして弾く感覚を持たせるには、下から手首を軽く押す方法もあります。